宴内人前式って何?トレンドの形を解剖!【アットホームな結婚式の新常識】

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「伝統的な結婚式も素敵だけど、もっと自由で私たち“らしい”式にしたい!」

「ゲストとの時間を一番大切にしたい」

 

そんな想いを持つカップルから今、絶大な支持を集めているのが「宴内人前式(えんないじんぜんしき)」という挙式スタイルです!

 

言葉は聞いたことがあっても、「普通の人前式と何が違うの?」「どんなことをするの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、そんな宴内人前式の基本から、メリット・デメリット、具体的な流れやトレンドの演出まで、その魅力を余すところなく解剖します!

 

 

 

【基本】そもそも「宴内人前式」とは?

宴内人前式を理解するために、まずは「人前式」からおさらいしましょう。

 

人前式(じんぜんしき)とは?

神仏に結婚を誓う「神前式」や「キリスト教式」とは異なり、参列してくれた家族や友人など、ゲスト全員に結婚を誓い、証人になってもらう挙式スタイルです。宗教や形式にとらわれず、自由に内容を決められるのが特徴です。

 

では、「宴内」とはどういう意味でしょうか。

 

宴内人前式とは?

その名の通り、披露宴(パーティー)を行う会場の中で、挙式も執り行うスタイルのこと。

 

チャペルや神殿で挙式を行った後、披露宴会場へ移動する…という一般的な流れとは違い、ゲストが着席したパーティー会場で挙式を行い、そのまま披露宴がスタートします。

 

 

▼一般的な結婚式

[挙式(チャペル等)] → [ゲスト移動・待ち時間] → [披露宴(別会場)]

 

▼宴内人前式

[披露宴会場で挙式 → 移動なし → そのまま披露宴スタート!]

 

この「移動がない」という点が、宴内人前式の最大の特徴であり、多くのカップルに選ばれている理由なのです。

 

 

なぜ人気?宴内人前式の5つのメリット

なぜ今、宴内人前式がトレンドになっているのでしょうか?

その魅力を5つのメリットから見ていきましょう!

 

 

1. ゲストの移動負担がゼロ!

チャペルから披露宴会場への移動は、特にご高齢の親族や小さなお子様連れのゲストにとっては意外と大変なもの。宴内人前式なら、ゲストは一度席に着けば、式の最後まで移動する必要がありません。天候に左右されないのも嬉しいポイントです。

 

 

2. アットホームで最高の一体感が生まれる

挙式と披露宴の間に区切りがないため、厳粛な誓いの時間から和やかなパーティーへとスムーズに雰囲気が移行します。ゲストとの距離が近く、会場全体が温かい祝福ムードに包まれ、自然と一体感が生まれます。

 

 

 

3. 時間と費用を節約できる

挙式会場への移動や待ち時間がないため、その分の時間をゲストとの歓談や演出にたっぷりと使えます。また、挙式会場の使用料や装花代などがかからないため、費用を抑えられる場合も。節約できた分、お料理やギフトをグレードアップするカップルも多いです。

 

 

4. オリジナリティあふれる自由な演出が可能

人前式がベースなので、演出はすべてが自由!誓いの言葉を二人だけのオリジナルにしたり、音楽にこだわったり、ゲストを巻き込んだりと、形式にとらわれない自分たちらしいセレモニーが創れます。

 

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5. 新郎新婦がゲストと長く過ごせる

挙式と披露宴で衣装を変えない場合、新郎新婦が中座する時間がほとんどありません。「主役なのに、ほとんど席にいなかった…」なんて寂しい思いをせず、大切なゲストと過ごす時間を最大限に確保できます。

 

 

知っておきたいデメリットと対策

魅力的な宴内人前式ですが、いくつか知っておきたい点もあります。対策と合わせて確認しましょう!

 

 

デメリット①:挙式と披露宴のメリハリがつきにくい

ずっと同じ場所にいるため、厳かな雰囲気の「式」というより、「パーティーの余興」のように感じられてしまう可能性も。

 

対策!

司会者から「ただ今より、お二人の人前結婚式を執り行います」と明確にアナウンスしてもらいましょう。BGMや照明を切り替えるだけでも、ガラッと雰囲気を変えられます。

 

 

デメリット②:親族の理解が得にくい場合がある

ご年配の親族の中には、「挙式は厳かな場所で行うもの」というイメージが強い方もいらっしゃいます。

 

対策!

「ゲストの移動負担を減らしたい」「みんなにリラックスして参加してほしい」など、なぜこのスタイルを選んだのか、その想いを事前に丁寧に説明しておくと安心です。

 

 

宴内人前式に決まった流れはありませんが、ここでは一例をご紹介します。

<基本的な流れ>

1,新郎新婦入場

2,開宴の挨拶

3,人前式スタートのアナウンス

【実例】宴内人前式の流れとトレンド演出アイデア

4,誓いの言葉(二人で読み上げる、ゲストからの問いかけなど)

5,指輪の交換

6,結婚証明書に署名

7,結婚成立宣言(司会者や大切なゲストから)

8,乾杯

9,パーティー(食事・歓談)開始

10,ウェディングケーキ入刀などの演出

11,結びの挨拶

この流れの中に、二人らしい演出を取り入れるのがトレンドです!

 

 

<人気のトレンド演出アイデア>

・ウェディングツリー/キャンバス

ゲストに指印や署名をしてもらい、世界に一つの結婚証明書を完成させる演出。待ち時間も楽しめます。

 

・リングリレー

長いリボンに通した結婚指輪を、ゲストからゲストへと繋いで二人の元へ届けてもらう感動的な演出。

 

・ダーズンローズセレモニー

新郎がゲストから12本のバラを集めて花束を作り、感謝や愛情の言葉と共に新婦へ贈るロマンチックなセレモニーです。

 

 

宴内人前式は、「ゲストへのおもてなし」「二人らしさ」を両立できる、まさに今の時代のニーズに合った結婚式の形です!

 

・堅苦しい雰囲気は苦手

・ゲストとの歓談時間を何より大切にしたい

・オリジナリティのある式で感謝を伝えたい

そんな想いを持つカップルにとって、宴内人前式は最高の選択肢になるはず。

 

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この記事を参考に、お二人にとって、そして大切なゲストにとって、心に残る最高の1日を計画してくださいね!(^^)!

この記事を書いた人

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「あやか」ウェディング業界15年、全国800組以上の会費制ウェデイング・1.5次会をプロデュース。
1.5次会というスタイルを全国へ広めた「1.5次会Party」創業メンバー。
ウェデイングプランナーだけでなく、キャプテンやサービス責任者として現場の最前線でも活躍。この経験から生まれる1.5次会・会費制ウェディングの情報量と会場の知識は日本1かも?

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