1.5次会に招待された!服装・ご祝儀・マナー・会費の渡し方の疑問すべて解決
こんにちは!
ウェディングプランナーのあやかです♩
大切なご友人から届いた、1.5次会への招待状。
心のこもったメッセージに、思わず笑顔がこぼれますよね!
新郎新婦の幸せそうな顔を思い浮かべながら、今からパーティーが待ち遠しいことと思います。
でも、その嬉しい気持ちと同時に、
「あれ…?そういえば1.5次会って、何を着ていけばいいんだっけ?」
「会費制だけど、ご祝儀も必要?」
「受付でどうやって渡すのが正解?」
なんて、たくさんの「?」が頭に浮かんでいませんか?
大丈夫です!
プランナー時代にたくさんの結婚式や1.5次会をお手伝いしてきた私が、ゲストとして参加する皆さんのあらゆる疑問や不安に、徹底的にお答えします。
そもそも「1.5次会」って何?
二次会との違いを知っておこう
「1.5次会」とは、その名の通り、格式高い「披露宴(1次会)」と、友人中心のカジュアルな「二次会」の、ちょうど“中間”に位置するウェディングパーティーのことです。
・披露宴ほどフォーマルではないけれど、二次会ほどカジュアルでもない
・ご祝儀制ではなく、ゲストの負担が少ない「会費制」が多い
・親族や職場の上司なども含め、幅広いゲストを招待することがある
二次会が「友人たちとワイワイ楽しむ」のがメインなのに対し、1.5次会は「大切な人たちへのお披露目と感謝を伝える」という、披露宴の要素も色濃く残っています。だからこそ、服装やお金のマナーで少し迷ってしまうんですよね。
「平服で」に惑わされない!男女別OK・NGコーデ徹底解説
招待状で一番悩むのが「平服でお越しください」のひと言。
これは決して「普段着でOK」という意味ではありませんのでご注意を!
ここでの「平服」とは、「正礼装や準礼装ほど格式張らなくてよいですが、お祝いの場にふさわしい、きれいめな服装」という意味です。
目安としては「お洒落なレストランでのディナー」をイメージすると分かりやすいですよ。
女性ゲストの服装:キーワードは「上品な華やかさ」
主役はあくまで新郎新婦ですが、ゲストも会場に華を添える大切な存在です。
OKコーデのポイント
・上品なワンピース
光沢のある素材や、レース、シフォンなど、特別感のある生地がおすすめです。お祝いにふさわしい明るいパステルカラーが良いでしょう。
・きれいめセットアップ
ブラウスとスカート、またはパンツの組み合わせも素敵です。全体のバランスが取りやすく、洗練された印象になります。
・小物でドレスアップ
華やかなアクセサリーや、小ぶりのパーティーバッグ、きれいなパンプスを合わせることで、一気にお祝いムードが高まります。
これは避けたい!NGコーデ
・全身「白」のコーデ
白は花嫁だけの特別な色です。絶対に避けましょう。
・全身「黒」のコーデ
お祝いの場にはふさわしくありません。もし黒いドレスを着る場合は、明るい色のボレロやショール、華やかなアクセサリーを必ずプラスしてください。
・カジュアルすぎる服装
デニムやTシャツ、スニーカー、綿素材の普段着などはNGです。
・露出の多い服装
過度な露出は品位を損ないます。肩が出るデザインの場合は、ショールなどを羽織るのがマナーです。
事前にパーティー会場のホームページなどをチェックして、雰囲気を掴んでおくのもおすすめです!
格式あるホテルのレストランなら少しキレイめに、ガーデン付きのカジュアルな会場なら軽やかな素材を選ぶなど、会場の雰囲気に合わせると、より一層お洒落に着こなせますよ♩
男性ゲストの服装:キーワードは「きちんと感+お祝い感」
男性もビジネススーツとは一味違う、お祝いの気持ちを表現するお洒落を楽しみましょう。
OKコーデのポイント
・ダークスーツ
ネイビーやチャコールグレーなどのダークスーツが基本です。無地だけでなく、目立ちすぎないストライプやチェック柄も素敵です。
・ジャケパンスタイル
よりお洒落な雰囲気を出したいなら、ジャケットとスラックスを別々に組み合わせるのも良いでしょう。
・シャツと小物で華やかさを
シャツは白やサックスブルーが基本ですが、淡いピンクなどもOK。ネクタイはシルクなど光沢のある素材で、明るい色柄のものを選びましょう。ポケットチーフをプラスするだけで、ぐっとパーティーらしくなります。
これは避けたい!NGコーデ
・仕事着にしか見えないスーツ
着古したビジネススーツは避け、クリーニングしたてのものを着用しましょう。
・黒のネクタイ
お悔やみの場で使うものなので、絶対にNGです。
・カジュアルすぎるアイテム
ポロシャツ、スニーカー、デニムなどは場違いになってしまいます。
次に、一番デリケートなお金の問題です。
ここでスマートな対応ができると、まさに「デキる大人」です!
「会費制」なら、ご祝儀は基本的に不要!
1.5次会で最も多いのが「会費制」です。
この場合、新郎新婦はゲストの金銭的負担を軽くしたいと考えてくれています。そのため、招待状に記載されている会費以外に、ご祝儀を包む必要は全くありません。
もし、どうしてもお祝いの気持ちを形にしたい場合は、パーティー当日の忙しい受付で渡すのは避けましょう。
事前にプレゼントを郵送したり、後日改めてお会いする時に渡したりするのが、大人のスマートな対応です。
新札は用意したほうがいい?
結婚式のご祝儀では「新札を用意するのが絶対のマナー」とされていますが、会費制の場合はそこまで厳格ではありません。
とはいえ、シワシワのお札を渡すのは少し気が引けますよね。
「あなたの門出を楽しみにして、事前に準備していました」という気持ちが伝わるよう、可能な限りきれいなお札を用意するのがおすすめです。
もし銀行に行く時間がなければ、手持ちのお札の中で一番状態の良いものを選べば、その心遣いはきっと伝わります。
幹事が感動する!スマートな会費の渡し方
さあ、いよいよ実践編です。
受付を担当する幹事さんは、新郎新婦から任された大切な友人です。
その方々の手間を少しでも減らすことが、最高のマナーであり、新郎新婦へのお祝いの気持ちにも繋がります
Step 1:究極のマナー!「お釣りのないように」準備する
これが最も重要です!
受付は限られた時間で大勢のゲストを対応します。
そこで「1万円札しかなくて…」となると、計算や両替で大変な手間を取らせてしまいます。
必ず招待状に記載された金額ピッタリに用意していきましょう。
Step 2:ご祝儀袋は絶対NG!「シンプルな白い封筒」を用意
気持ちが先走って、豪華な水引のついたご祝儀袋に会費を入れるのは、実はマナー違反です。
受付の方は、中身の金額が合っているかその場で確認する必要があるため、ご祝儀袋だと開封に手間取ってしまいます。
お金は裸で渡さず、シンプルな無地の白い封筒に入れましょう。
これなら、お札も汚れず、受付の方もスムーズに扱えます。
Step 3:封筒の表に「フルネーム」を忘れずに書く
誰が会費を払ったかを管理するため、封筒の表側には、自分の名前をフルネームで書きましょう。
これだけで、後で集計する幹事さんの作業が驚くほど楽になります。
Step 4:受付でのスマートな振る舞い
会場に着いたら、笑顔で受付へ向かいましょう。
1,「本日は誠におめでとうございます」と、まずはお祝いの言葉を伝えます。
2,「〇〇(フルネーム)です」と名乗り、芳名帳があれば記帳します。
3,準備した封筒を両手で丁寧に差し出し、「会費です。どうぞよろしくお願いいたします」と渡します。
この一連の流れがスムーズにできれば、あなたはもう1.5次会のマナー上級者です!
いかがでしたか?
1.5次会のゲストマナーは、決して難しいルールではありません。一つ一つは、新郎新婦やパーティーを支える人たちへの「思いやり」から来ています。
一番大切なのは、新郎新婦の新たな門出を「おめでとう!」と心からお祝いする気持ちです。
この記事で不安を解消し、当日はマナーも完璧な、最高のゲストとして、思いっきりパーティーを楽しんでくださいね!
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